ヒョータ「姉ちゃん、何種類かの商品のコストパフォーマンスを比べる時ってグラムコストとグラムカロリーとエンエナジーはバラバラだし、どうやったらわかりやすいかな?」
コウカ「とりあえずグラムコストが一番わかりやすいんじゃない?」
「やっぱり、グラムコストかなー。グラムコストだけは食べ物以外でも通じるよね。 でもパフォーマンスが良いってのがわかりやすいのはグラムカロリーじゃない?」
「 なるほど。 確かにパフォーマンスがわかりやすいのはグラムカロリーかもね。それにエンエナジーだって1円あたりのkcalなんだからコスパがわかるには良いと思うよ」
「そうだよね。何とかこの3つを使ってコストパフォーマンスを感覚的にわかりやすい数値にしたいね」
「そうだね。数字にできたら比較が簡単になるね。でも、どうしようか?」
「グラムコストは数値が小さい方がコストが良い。グラムカロリーは数値が大きい方が良い。エンエナジーは数値が大きい方が良い。 これを組み合わせて計算して最終的な数値が大きくなる方がわかりやすいね。数値化が出来たら、そのうちランキングとかも作れるよ」
「 いいね、ヒョータ。なら
{(グラムカロリー) - (グラムコスト)} × エンエナジー
にしたら数字が大きくなるよ」
「えーっと…
(大きい方が良い)から(小さい方が良い)を引くから、その差はコストパフォーマンスが良ければもっと大きくなるから良いね。 そこに(大きい方が良い)をさらに掛けるから最終的な数値はさらに大きくなる!これ良いんじゃないかな」
「よーし! これで数字にしていこう!」
グラムコストとグラムカロリーの説明はコチラ
ここではエンエナジーとコスパさんち指標の説明を詳しく説明します
【エンエナジーとは?】
( 総kcal ) ÷ ( 価格 ) = (エンエナジー kcal/円)
エンエナジーとは、商品の価格に対してどれだけのエネルギーが得られるかを示す指標のことです。具体的には、商品の総カロリーを商品の価格で割った値となります。たとえば、1,000円の商品で総カロリーが2,000kcalの場合、エンエナジーは2.0kcal/円となります
【コスパさんち指標とは?】
コスパさんち指標とは、商品のグラムカロリーとグラムコストを考慮した指標のことです。具体的には、(グラムカロリー-グラムコスト)×エンエナジーで計算されます。この指標が高いほど、価格に対してエネルギーをより多く得られる商品と言えます
例えば、A商品の価格が300円で総量が400g、総カロリーが800kcal、B商品の価格が200円で総量が300g、総カロリーが600kcalだとすると、A商品のエンエナジーは 2.67 kcal/円、グラムカロリーは 2.00 kcal/g、グラムコストは 1.33 円/gとなり、コスパさんち指標は 1.79 となります
一方、B商品のエンエナジーは3.00kcal/円、グラムカロリーは2.00kcal/g、グラムコストは0.67円/gとなり、コスパさんち指標は3.77となります
この場合、A商品よりもB商品の方がコスパが良いと言えます
以上が、『エンエナジー』と『コスパさんち指標』の説明です